中村格付研究所(Naker Rating K.K.)は、国内外取引における与信判断(取引可否・限度額)を支援する独立系機関です。
信用調査レポートやスコアは揃っているのに、
社内で説明できる結論にならない/判断が割れる/根拠が散らばる──その状態を解消します。
信用調査とは何か、そして「なぜ判断に落とせなくなるのか」をこちらで整理しています。
NRating/NRPD/NR与信限度額と分析コメントにより、信用調査結果を意思決定の結論(可否・限度額・観察ポイント)へ変換し、実務で使える形に整えます。
中村格付研究所の特色

中村格付研究所は、信用調査で得られる情報を「取引可否」と「限度額」という実務判断に落とし込むために、 定性分析と定量モデルを統合して評価を提供しています。
企業信用調査の現場を通じて培った定性情報を読み解く経験則と、20余年携わる海外企業信用調査のノウハウ、それらに最新のAIにより可能となった統計ロジックをクロスさせ、国内外企業のリスク評価モデルを提供しています。
取引意思決定に際して最も困難なことは、信用調査報告書や現場の担当から収集された情報を、自分に納得感のある形で文章化することです。
中村格付研究所は、そうした企業情報を読み解く為のインサイトを提供しています。
各種企業評価モデルの概要

信用格付NRating
NRatingは、企業の定量、定性両面を考慮した信用スコアリングモデルです。企業立地や資本背景など、倒産予測値に対してレピュテーションリスクにつながる格をみます。

与信限度額算出
NR与信限度額は、企業の財務諸表を分析し、当該企業に対して推奨されうる売掛金の最大金額を算出します。取引全体の限度額と、一取引当たりの限度額の2種を算出。

NRPD倒産確率算出
普遍的倒産予測モデルであるZ-Scoreをベースに独自モデルを構築。財務諸表がない場合においても、向こう12か月間における企業の倒産確率を数値化します。
企業信用調査レポート(Reports)
中村格付研究所の企業信用調査レポートでは、現地ネットワークで取得した一次情報をもとに、 NRating/NRPD/NR与信限度額と分析コメントを統合し、与信意思決定に必要な論点を整理します。
判断が割れやすい論点についても、依頼者が社内説明・例外判断に耐えうるよう、分析コメントにより意思決定を補助します。
海外債権回収アレンジメントサービス
面倒な海外取引債権の回収を、リスクを抑えてスピーディに解決します。
中村格付研究所の信用調査網と現地パートナーによる完全成功報酬&安心の着手金制。

ご相談例
― 海外企業との取引・事業判断に関するご相談をお受けしています ―
中村格付研究所では、海外企業との取引や事業展開に関して、
「判断に必要な情報が足りない」「社内で説明しきれない」といった段階からのご相談を数多くお受けしています。
以下は、実際に多いご相談内容の一例です。
海外企業の実態確認・基礎調査
- 現地に本当に会社が存在するか確認したい
→ 現地写真撮影を含む実地調査 - 法的に実在する会社かどうかを確認したい
→ 商業登記簿の取得・内容確認 - 当該企業が保有する資産を把握したい
→ 不動産登記等の公的情報調査
債権・リスク対応
- 海外企業に対する不良債権を回収したい
→ 現地専門家と連携した債権回収アレンジメント - 既存の信用調査情報だけでは判断に不安がある
→ 追加調査・補足分析によるリスク整理
信用調査・データ取得に関するご相談
- 決算書が取得できるか、調査前に確認したい
→ 調査着手前に、取得可能性の見込みを事前確認 - 既存データをできるだけ早く入手したい
→ 該当がある場合、3億件超のデータベースから即時出力
与信管理・社内体制整備
- 自社に合った与信管理ルールを整備したい
→ 牟田園先生(与信管理顧問)を含む専門家と連携したルール設計支援 - 信用調査レポートの読み方を体系的に理解したい
→ 他社レポートを含めた実務ベースのコンサルティング - 営業部門・海外法人担当者向けに与信管理研修を行いたい
→ 日本語・英語いずれも対応可能
事業戦略・クロスボーダー案件
- シンガポール等への資産移転を検討している
→ Lincoln Teo(シンガポール拠点)と連携したオフショアコンサルティング - 東南アジア市場への進出を検討している
→ Lincoln Teoと連携した現地会社設立・マーケティング支援 - 競合他社について、より深い分析を行いたい
→ 目的に応じたカスタムメイドのDD(デューデリジェンス)レポート
ご相談について
上記は一例です。
「この内容は相談してよいのか分からない」段階でも問題ありません。
守秘義務を前提に、状況整理や考え方の確認から対応しています。
海外企業との取引判断・与信管理・事業展開でお悩みがあれば、
まずはお気軽にご相談ください。
お知らせ
中村格付研究所のブログ
- 米国関税+中国減退に直面する日系企業 ― 注目市場を探る(第2回 欧州:中東欧・スペイン)
シリーズの狙い 米国の関税圧力と中国市場の減退は、日系企業にとって市場戦略の見直しを迫る要因です。本シリーズでは、地域ごとに有望市場を整理し、Pros(市場機会)・Cons(リスク要因)・米国関税との - 米国関税+中国減退に直面する日系企業 ― 注目市場を探る(第1回 アジア:インド・ベトナム)
シリーズの狙い 米国の関税圧力と中国市場の減退により、日系企業は新たな市場を模索せざるを得ない状況にあります。本シリーズでは、地域ごとに注目市場を取り上げ、日系企業が強みを発揮できる分野と市場参入のP - 人の信用と与信判断
信頼とリスク、その“境界線” 企業が取引の意思決定を行おうとする際、誰かからの紹介は有力な情報です。しかし、その“信頼”だけに身をゆだねると、大きなリスクを見逃すことが少なくありません。今回は、身近な - 海外企業買収と与信判断
東芝 米WH買収 私がまだ業界最大手の信用調査会社で調査員をしていた頃、朝7時過ぎにはオフィスに出社している必要があった。簡単な朝食を済ませて、上司に読むように言われた日経新聞をポストから取り出し、電 - 自動車部品大手マレリの倒産と米国Chapter 11申請の背景——KKRファンドの関与と倒産手続きの基礎知識
最近、自動車部品大手マレリ(旧カルソニックカンセイと旧マニエッティ・マレリの統合企業)が経営破綻の方向にあり、話題となっています。本稿では、マレリ倒産の背景や問題点、出資者であるKKRファンドの性質、 - 日本酒製造の新規参入解禁──伝統とイノベーションのはざまで揺れる業界構造
2025年5月、日本政府は日本酒製造の新規免許発行を国内向けにも一部解禁する方針を示しました。(読売新聞 2025年5月27日朝刊) これまで原則として新規参入が認められていなかった「国内市場向けの酒 - 第7回:信用格付とは「技術と情報を守る力」の証明である
はじめに 本シリーズでは、企業活動と国家安全保障の接点にある経済安全保障と安全保障貿易管理の全体像と実務対応を解説してきました。 そして、私たち中村格付研究所は確信を持ってこう言います: これからの「 - 第6回:信用と安全保障が交差する時代に、企業が取るべき9つの対応策
はじめに 経済安全保障や安全保障貿易管理の制度理解は、もはや一部の法務・輸出担当者だけの問題ではなく、企業の信用と存続を左右する経営課題です。 本稿では、中村格付研究所がこれまでの調査・支援実績に基づ - 第5回:国家リスクを超えて考える「支配構造」の見抜き方
はじめに これまで、安全保障貿易管理や経済安全保障推進法といった「制度」を中心に実務対応を整理してきましたが、ここからはより“実践的な視点”に踏み込みます。第5回のテーマは、国際取引における「見えない
